SoundCloudで実際に聴いてもらうための8つの方法

SoundCloudで実際に聴いてもらうための8つの方法

シェアはスマートに、ね。

SoundCloudは最大にして最重要と言えるオンライン・ミュージック・コミュニティです。彼らはインディーズのアーティスト達にその作品を聴いてもらう場を提供しているのです。

我々にとって「Soundcloudに接続する」というコマンドツールを提供出来るのは何よりの喜びです。

されど同様に彼らは更により多くの役に立つツールを提供しています。それらを効果的に利用すれば、きっとあなたのプロジェクトを増幅させ、多くの人々の耳に届けられるようになるはず。

そんな数多くのアイテムの中から、特にあなたのファンを増加させるのに役立つものを伝授させていただくため、このシンプルなガイドを作成した次第。

SoundCloudを最大限に活用するための8つのプロフェッショナルなヒントをご紹介します。

耳寄りなお話:<ここをクリック>すれば我々が作成した音楽プロモーションに役立つ無料のガイドブックをダウンロード出来ます。あなたの音楽をいかに上手に宣伝するかという情報が満載です。

成功するためのタグ付け

新たなファンとなる方々はいったいどうやってあなたの音楽を探り当てるのでしょうか?そこで一つの最適な方法といえば、あなたの音楽にタグを付けることでしょう。

タグ付けされていることによってSoundCloud上で物色しているリスナーからあなたは発見されやすくなるわけです。

よいタグ付けはあなたの存在を見出されるために不可欠です。

タグを付ける際に最善のやり方は誠実で素直であること。例えばあなたがドラムンベースのトラックを作ったのであれば、メインのジャンルとなるタグはドラムンベースに設定します。それから同様に「音楽の雰囲気」や活動拠点などの「位置情報」をタグに加えましょう。それらは全て情報の手助けになります。

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メインのジャンルとして貼るのは明確に一つだけにしましょう。たくさんのジャンルを貼ることは検索上逆効果です。

あなたのタグが簡潔で正確であれば、あなたの音楽はそういう音楽を聴きたいと思っているリスナーによってより簡単に発見されることになります。

重要:共同制作者やコラボした人物がいる場合は「トラック説明欄」でその人物をタグ付けしたりSoundCloudのリンクを貼りましょう。相互宣伝としての効果はもちろん、楽曲制作のプロセスに通じるストーリーを想起させてくれることでしょう。

「BUY(買う)」リンクを付け加える

聴いてくれて、好きになってもらえること、それ自体は素敵なことですね。でも「いいね!」や「聴いたよ!」のチェックや声が、あの新製品のマイク(あなたが欲しがってたアレ)を買ってくれるわけではありません(苦笑)。

SoundCloudにはあなたがUPしたトラックに「BUY(買う)」リンクを付け加える機能があります。楽曲をアップロードしている時、「Metadata(メタデータ)」のタブをクリックしてみてください。

「iTunes」や「Bandcamp」等々、あなたが楽曲販売に利用するものを何でもリンク付けしましょう。

重要:「pro(プロ)」のアカウントをお持ちの方は、ボタン表示のテキストを何にでも変更することが可能です。

Donate(寄付する)」に変更して、「Patreon」「PayPal」のリンクを付けてみましょう。あなたの音楽をサポートしてくれる熱いファンがこんなにもいるのか!ときっとあなたは驚くに違いありません。

あなたの「波形」で物語を語る

SoundCloudではあなたのサウンドの「波形」上でファンがコメントすることを許しています。が、誰がその波形上でコメントしていかなければならないのか、わかってますか?

それは「あなた自身」ですよ!

あなたのファンやコミュニティの方々とその楽曲制作にまつわる話をするために「波形コメント」を活用するのです。あなたがどのようにトラックを制作していったのかなどつまびらかにするのです。自分が特に気になっているセクションなどについて意見や感想を求めるのです。

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例えば、仮にあなたにとってちょっと自信がないセクションがあったとしたら、その部分が始まるところの波形の場所でコメントをするのです。

「ここの部分のベースはちょっと自信がないんだ。みんなどう思う?」みたいな感じの問いかけは、ファン・コミュニティから感想を得るための100点満点のコミュニケーション手段です。

何も正式発表という形でトラックを完璧に仕上げなければならないということはないのです。草案として発表し、意見や感想を得て、それからさらにより良いものにしていけばいいのです。

アルバムジャケットやイメージデザインについて

特にSoundCloudにおいて考えるべきアートデザインのこと。

アルバムジャケットやトラックのイメージアートなどそのデザインはどんなものであってもそれがあなたの音楽であることを表す象徴になります。

ブログにトラックのリンクを埋め込んだり、フェイスブックにトラックをシェアしたりすれば、そこにはそのアートワークが表示されるのです。これって超大事な問題ですよ。

まず何より、クリックすることによってあなたの音楽の再生ボタンとなるアートワークなのですから目立つものでなければなりません。ですからそれを重要なものとして捉え、それがあなたの音楽とあなた自身を表すものを選ばなければなりません。

少なくとも800 x 800 ピクセルサイズのJPGもしくはPNGのデータを常に使用するのがベストです。

アルバムのアートデザインに予算を割くことはプロジェクト上例え少額であっても必要十分に理由のあることです。あなた自身が望むイメージを自作出来ないのであれば、デザイナーやカメラマンを予算に見合う形で雇いましょう。

プライベート・リンクを使いこなしてこそプロ

SoundCloudはあなたのトラックにプライベート・リンクでの共有を許諾しています。

それは未完成のトラックを共同制作者と共有したり、デモ音源としてレーベルやブログに送ったり、あるいは耳の肥えた専門家がいるラジオ局などの放送網その他にコンタクトを取るときなど実に使える機能です。

プライベート・リンクを使ってシェアすることは、あなた自身の流儀や他の人とは違う独自性をアピールすることにもなるので、それはいわゆる「流行の仕掛人」なる人のもとに届けることにも適したやり方だと言えます。

やり方は超カンタン。トラックをUPするときに「プライベート」に設定します。セーブしたらあなたの「プロフィール」ページへ行きます。そこでプライベート・リンクでシェアしたいトラックを選んでクリックしたらその波形の下のシェアボタンを押します。

するとトラック個別特有のプライベート・シェア用URLが現れます。もし全ての新しいアルバムを共有したい場合は全プレイリストをプライベートに設定することも出来ます。

更に、プライベート・リンクをいつでも「期限付き」にリセットすることも可能です。

パブリッシングは「はじめの一歩」に過ぎない

長いこと懸命に取り組んだトラックは遂に完成。サウンドの出来も我ながら上々。「世界は俺を待っている」状態。

シェアボタンをクリックしたら後は人々が再生ボタンをクリックしてくれるのを待つのみ。お、やったね! 世間では「これいいよ!」なんてちょっとした噂にもなってる!

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しかし数日後、あなたは楽曲に微調整が必要であることに気づいてしまった。。。

おそらくあなたが敬服している人物がコメントをくれて低域をもっとブーストするためのありがたい情報を教えてくれたんでしょう。

あるいはそのやり方をマスターしたのでもっといいバージョンをSoundCloudにUPしたくなったとか。。。でも、いまここでこれまでのバージョンを取り下げたら、得てきた「再生実績」も「いいね!」も「ありがたい感想や意見」も全部失っちゃうことになる。。。

「コメント」「いいね!」「再生実績」を失わずにオーディオ・データを変える

心配ご無用。SoundCloudはPro会員になればいつだってアップロードしたオーディオ・データを交換入替出来るんです。

何が素晴らしいって、それによってこれまで得た「再生実績」や「いいね!」や「コメント」を失うことがないってこと。

つまり未完成時点での楽曲をシェアして感想や意見を求めるには最適だということ。批評に基づいてトラックを微調整していつだって再UP出来るのですから。

シェアする時が必ずしも作品の完成形でなければいけないというわけではないのです。制作過程をもシェアしながらオーディオ・データを交換していけばよいのです。

「シェア」とはすなわち「思いやり」

あなたの作った音楽だけを投稿するのはダメ。あなたがいま最高に熱い!と思う他のアーティストや、あなたがヘビーローテーションで聴いてしまっている楽曲やミックスも紹介しましょう。

あなたのファンが他のアーティストのことや他の新しい音楽を発見することが出来るようにあなた自身で情報をシェアすることによって、結果あなたはファンとさらに信頼を築くことが出来るし、またその手の音楽の権威として一目置かれるようにもなるでしょうが、何よりそれは人としてとても謙虚な行いであると言えます。まさに「情けは人の為ならず」ですよ。

何かを聞いたら、何かを伝えよう!

あなたのSoundCloudはコミュニティなのです。あなたのフィード上で他のアーティストをシェアすることはコミュニティに対するサポートなのです。あなたが他のアーティストの楽曲をシェアすれば、そこにはきっとあなたの楽曲もシェアされるという好循環の可能性が広がります。

他のアーティストの楽曲を紹介(Repost)するということはその人と関わり合いを持つということの大事な第一歩と言えます。人間関係を築くことによってそれは一緒に行うライブ・ギグに繋がったり、共同制作その他のコラボレーションに発展したりといった協力関係に繋がります。まさに良いコミュニティの在り方そのものといったところです。

あなたがその大切な一部を担うコミュニティを築いていきましょう。

その世界の向こうへ

あなたのSoundCloudコミュニティにあなたのトラックをシェアすること自体とても素敵なことです。が、なぜそこで終わってしまうんですか?

もっと世界へ向かって発信しましょう!

フェイスブックやツイッターといった全ての使えるプロモーション・ツールでシェアしてください。

新たなトラックをアップロードしたなら、シェア・タブを用いて全てのSNSプラットフォームにシェアするのです。

SNSのアカウントをリンクさせることによって、アップロードしたトラックが自動的にそれぞれにシェアされるように設定することも可能です。ぜひアカウント接続設定を見直してみてください。

タンブラー、ツイッター、フェイスブック、そしてグーグル+、これらは全て自動投稿設定での接続が可能です。それぞれのアカウントを接続し、それぞれのユーザー全ての耳にあなたの音楽が届くようにしましょう。

この行動を続けましょう

SoundCloudは「ツール」なのですから、正しく機能させるためには正しく使わなければなりません。

これらの情報はSoundCloudを最大限に利用するお手伝いになるものと思いますし、あなたがどこで音楽をシェアしようともあなたのために役に立つ情報であるはずです。

たくさんシェアし、常にシェアし、スマートにシェアしましょう。

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