LANDRを使用してよりよい音楽を作るための5つの方法
『//の記号は自我を無くし、公平なアプローチを受け入れるための試みです。』何よりも仕事を先に置く。これがJon Shshaです。
テクノやヒップホップに対する親和性で音楽プロデュースや、エンジニアリングをする、//は、今までで何百という曲をリミックスし、プロデュースし、エンジニアし、マスタリングしてきました。彼の鮮やかで、生き生きとしたテクスチャのある作品はビデオゲーム、インディーズの映画、やそしてランボルギーニのような企業のサウンドトラックとして使われてきています。
このすべてが彼の履歴書には十分ではなかったかのように、//は受賞歴のあるインタラクティブクリエイティブディレクターとしても働いてきました。
私たちは//にインタビューの時間を頂き、彼がどのようにLANDRを自分のワークフローの一部として使用しているかを聴いてみました。1)解釈、2)ミックスダウン、3)レフェランス/参照、4)ステムそして5)コラボのときの五つのシナリオに到達しました。
1.多層の解釈
出力は、入力の良さと比例します。マスタリングは作品を変更することはなく、ただ既にある音を強化するだけです。私は重要な作曲自体の問題やミックスの問題を解決するためにアルゴリズムを当てにすることはしません。しかし、9時間休みなく続けてプロジェクト没頭しているときは、私は新鮮な視点が必要になります。
散歩をしたり、新しいことをしたり、または曲をLANDRに通したりして新鮮な視点を得ています。結局、自分の作品に多層の解釈を与えられることなら何でもします。LANDRに通してから、自分が『いいな』と感じる部分を探し、即座にどこの脂肪を切り取るかのようなインスピレーションを感じます。そして、即行動に移します。
2.より良いミックスダウン
いくつかのケースでは、そのエネルギッシュにLANDR処理したトラックをセッションに戻して、そして好みに応じて自分のミックスダウンを再度編集します(Abletonで、特に自分のマスタリングされたトラックにエフェクターが施されていたら、出力をExt. Inに設定することを忘れないでください)。ミックスダウンの工程は長くなることがあるので、どの要素があまりにも露骨だったり、自分の好きな要素が曖昧にぼかされていたりをテストをして見つけることが信じられないほど有益です。
ある意味これは再度解釈を見直す工程に当てはまります。デジタルプラグインだと、非常に多くの方が分析しすぎて『とりあえずこのノブを回す』状態になり、一番重要な『なぜ私はこのノブを回しているのだろう』や『このノブは実際何をしているのだろう』を見落とす可能性がたびたびあります。ここのLANDRの使用は私に一歩下がって、改めて自分の作品を見直す機会を与えてくれます。
3.マスタリングエンジニア用の参照要素
人間は不完全です。私たちは、2つの耳と、2本の手しか持っていません。そのため、システムがミリ秒感覚でアルゴリズム的に検出し、修正を行うことができるのであれば、私はそれに賛成です。すなわち、少なくとも数学的レベルで検出することができる問題のためと言うことです。
多くの場合、感情的で人情的な用途(レコード、放送等)があるため、作品はアナログの力を借りて色を加えられていきます。私はたびたびダイヤルインでのミックスダウンとLANDRマスタリングバージョンを参照用としてマスタリングエンジニアに持っていきます。
4. 製作用のサウンド・デザイン・ステムのマスタリング
私の音楽制作の大部分は、サウンドデザインが含まれています。プロデューサーとして、私たちはシンセやパーカッシブな要素を完璧にするように毎日の時間を編集に費やしています。もし同じことを繰り返すようになり、それに気がついた場合、それがもう一度一歩戻って見直すサインとなり、時にはLANDRがスタジオで生の声として働ようになっています。
ステム・マスタリングへのちょっとしたアドバイス:
- プレマスタリングをするのと同じようにサンプルを用意する:ヘッドルームを確保するために、ほこり/凹凸/傷を振り払いましょう。(この工程のために、標準の3〜6デシベルのピークヘッドルームよりも少し低くなるようにステムをレンダリングし、TTダイナミックレンジメーターまたはInsightのようなメータリングを使いモニターをするようにしてみる)
- ミックスに戻るということなので、LANDR内の出力を最も低い設定にするようにしてください。ヘッドルームの取り方をしっかりしないと音が歪んだりするので、それは避けよう。
- モノラルコンテンツのステムだったり、エフェクターで完全にドライになったステムは面白い結果を生み出しません。
- ドラムパーカッション、ボーカルエフェクトチェーンやシンセグループなどマルチトラックを試してみてください。すべてのシングルトラックでやることは勧めませんが、マルチトラックを他の曲の後ろで実験として使うくらいなら、余分なプッシュとしていいですよ。これは、パラレルコンプレッションに似ていて、さらにEQのメリットとさらに多くのメリットがあります。
5. デモテープの売り込み & コラボ用
私の制作スタジオ、Black Currantでは、私たちは常に厳しい納期スケジュールに対し音楽制作をしています。どんなに準備期間があろうと、必然的に、ディレクターからの要望やその一瞬のインスピレーションなどに対応するために、そのビジョンの速度に合わせて生産速度も合わせないといけないことが現実です。私はLANDRでマスタリングされたデモを提供することによ、音楽制作の情熱とエネルギーを高く保っています。
コラボをしている仲間をあなたが送るプロジェクト(コラボ用の作品)で常にエキサイティングにさせることは、非常に都合が良いことです。それは、LAのMCだったり、ベルリンのボーカリストだとか、将来的にコラボをするだろうアーティストほぼすべての人に送ったデモでLANDRを使用してきました。
それが最終的な出来ではないと知っていましたが、さっきも言ったように、制作に関したエンジニアサイドに深く掘り下げる必要もなく、そのためすべてのクリエイティブなエネルギーを素晴らしいコンセプト作りに費やすことができました。この考え方、やり方はVanity Empireとコラボしたときや、これから出る彼らのアルバム制作のときも使っていきます。
//の次のプロジェクトは?
私は現在、4月中旬リリース予定のデビューフルアルバム『The Ascent』のミックスとマスタリングの最中です。このアルバムはAllexionX、VVonka、GadMadDubsとコラボレーションをしてリリースします。あなたがサイケデリック、ヒップホップ、コンセプチュアル、もしくはinfused technoに興味のある人は、注目してみて!
あなたが次だ!
//はあなたとコラボレーションするのを楽しみにしています。//はLANDRコミュニティーに期間限定オファーを出してくれました。だから、あなたがラッパー、ヴォーカリストなら、『All Night』をダウンロードして、自分の声を入れてそして、LANDRでマスタリングし//までEメールしてみよう!
// [shsha]の曲を聴いてみて、彼にフォローしてみよう
LANDRブログの投稿を見逃すことはありません
LANDRブログの投稿を見逃すことはありません