ビートメイキング
ベース・サウンドを向上させるフリーVSTプラグイン10選
もっと自分のサウンドに磨きをかけたいですか？そのツボはベースにあります。
リードは素晴らしい。良いトラックはどれも甘い表情をしています。そのトラックはあなたをドアの中に招き入れて元気づけてくれるでしょう。
しかし、私たちは特別な構成要素が何か知っています…それはアレンジと作曲において最も重要なパートです。そしてどんな名曲の魂でもあります。
それはベース。
しかし、世の中には何千ものフリーVSTプラグインがあります。どのVSTがベースに向いているというのでしょう？ 心配はご無用。私たちが最良のプラグイン達を見つけたので、あなたがディグする必要はありませんよ。
これはビッグでナイスなベースを与えてくれる、私たちがお気に入りのフリーVST10選です。
Steinberg – Model E
このModel Eは、すてきなラインを浴びせてくれる、便利な3オシレーターのベース・ステーションです。
操作感はとてもシンプルなので、音選びしやすく、音作りも簡単です。そしてCPU使用率も低いので、ゴキゲンなベースラインをあっという間に作れるのです。
TAL – Elek7ro
フリーVSTの話になるとTALの右に出るものはありません。TALのフリープラグインはどれも素晴らしく、とても使いやすいです。私はTALのプラグインの大ファンですが、あなたもそうなるでしょう。
彼らの高品質なツールを産み出してきた歴史の中で、Elek7roもその例外ではありません。このシンセ・プラグインはどんな用途にも向いています。トラックにいかしたベースをガッツリと入れることにも向いています。
さらにElek7roを知る上でとても役に立つユーザー・ガイドまでついてきます。
Plogue – Sforzando TableWarp2
TableWarp2はPlogueのSforzandoバンドルの一部です。クラシックな音色を山ほど収録していて、何をやらせても上手いシンセです。
トラックを強化させるのに最適な、中低音域の素晴らしいベースを収録しています。
Nusofting – Sinnah
Sinnahは素晴らしいシンセ。3系統のディレイ・マトリックスと切り刻むようなフィードバックで、ノイジーでかっこいい音が作れます。
Sinnahはとてもソリッドな内蔵EQを搭載し、それぞれの音にあるマジックを引き出すのに役立っています。そのため、自分で作ったベースサウンドを上手くコントロールすることもできるでしょう。
TAL – Bassline
以前のフリープラグイン特集で既にTAL-Basslineについて紹介しました。しかし、あまりにも良い出来なのでこの記事のリストにも入れています。基本的にはBasslineはより良いベースのために作られているからです。
このプラグインは暖かみのあるアナログサウンドと、ベースやアシッドに必要な”強固なコア”を備えています。さらに、Basslineユーザー・ガイドを読むとすぐに壁をきしませるほどのサウンドを出すことが出来るでしょう。
u-he – TyrellN6
U-heもまた素晴らしいフリープラグインを提供しています。このTyrellN6はどんな種類のアナログ・シンセでもナイスなサウンドを出す、飛び抜けてパワフルなプラグインです。
これはぶっ飛んだベースにも使えます。また、演奏するのがとても楽しくなる素晴らしいトリガー機能と、音作りに便利な視認性の高いインターフェースを備えています。
ダウンロードページはドイツ語です。そのためドイツ語がわからない方は、下の方にスクロールして、ダウンロードリンクを探しましょう！
Ample Sound – Ample Bass P Lite II
Ample Bass P Lite IIは素晴らしいエレクトリック・ベースのプラグインで、グルーブを出したり、ロックスタイルのベースに最適です。
Ample Bassには、ベースが飛び出すようなアクセントになるミュート奏法・スラップ・レガート奏法などといった、素晴らしいアーティキュレーション機能もあります。
LinPlug – FreeAlpha
このプラグインは、Linplug Alphaの無料バージョンです。無料バージョンだからといって、質が悪いと言う訳ではありません。実際にこれは素晴らしいプラグインです！
FreeAlphaが持つ2つのオシレーターは全ての種類のベースにぴったりで、内蔵プリセットはどんなタイプのベースでも音作りを始める時に威力を発揮するでしょう。
Bruce Sutherland - JUCEoplvsti
古いDOSのゲームにあるようなとんでもないサウンドを作りたいと願うならば、このプラグインはその近道となるでしょう。
JuceOPLVSTIは、昔のコンピューターに積まれたYAMAHAのOPLサウンドチップをモデリングしたものです。
Juceのインターフェースはビデオゲームによく似ており、とっても簡単に素晴らしいベース・リードやその他FMシンセのサウンドを鳴らすことが出来ます。
Synister – Synister
Synisterは今まで見てきたプラグインの中で、もっとも見た目と使い勝手の良いシンセの一つです。この3オシレーター・シンセはどんなタイプのベースラインを作るのにも向いています。
インターフェースはシンプルで整理され、たどるのが楽。エフェクトやエンベロープ・オシレーター・LFO・フィルターは全てドロップダウンメニューから選ぶ簡単なワークフローです。なんとステップシーケンサーまで内蔵しています！
ベースラインの最終行
良いベースラインはトラックを向上させたり壊したりします。自分のトラックに最適なものを見つけるのは意外と難しいことことでもあります。
これらのベースライン・ツールさえあれば、正しいツールを見つけることができるでしょう（TIP：もし近所の人に会いたければ、音出し中にモニターの音量を目一杯あげてみましょう）。
これらをDAWにロードして音出しを始め、世界のベースステーション.
もし既にベース用にセットしていたら、他のお気に入りフリーVSTプラグイン特集もチェックしてみてください。
- フリーウェアVSTシンセのベスト7
- 8 Free VST Plugins that Will Inspire You In Strange Ways
- ボーカルミックスに適した無料の VST プラグイン
- 曲作りの方法を変えるであろう、無料プラグイン10選
- ドラムトラックをより格好良くする無料VSTプラグイン10選
- パイスを与えてくれる無料VSTエフェクトプラグイン10選
Koyasは、アーティスト／プロデューサー／レーベルオーナー／DJなど幅広い顔を持ち、Ableton認定トレーナーとして東京のAbletonユーザー・グループAbleton Meetup Tokyの原動力として活躍している。LANDRのコンテンツ・アダプター。
@Yoshitaka KoyasuLANDRブログの投稿を見逃すことはありません
