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スタジオで多様性を定義する7つのVSTプラグイン

スタジオで多様性を定義する7つのVSTプラグイン

すべてのサウンドとセッション録音に備えてください。

デジタル音楽制作の世界では、無数のVSTプラグインから自分の必要なプラグインを選択できます。

ほとんどのVSTは、一つのことに特異しているか、特定のジャンルに適しています。 しかし、全体的な作業に使えるプラグインは一握りに限られます。

作業中のプロジェクトがどのようなものであっても、これらのVSTプラグインは本当に良い仕事をしてくれます。

今回紹介するVSTは、単一のプラグインで多くの可能性を提供します。

広範囲にアンビエント感を漂わせたり、実験的なプログレッシブ・ロックや爆音のテクノなどを制作したりと、どんなジャンルであっても、これらのプラグインを毎回のごとく使うことになるでしょう。

今回は、LANDRエンジニアオススメの常に常備していたい7つのお気に入りのVSTプラグインを紹介します。

Massive(Native Instruments社)

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Massiveは(当然のごとく)「音のモンスター」と表現されています。

Massiveはベースラインとリードのための卓越したシンセサイザーです。 1300種類以上のプリセットが用意されているだけでなく、種類や特性によってプリセットを並べ替えられる使いやすいブラウザが用意されています。

MassiveはダブステップやEDMのプロデューサーにとって人気のあるVSTとして知られていますが、膨大な多様なプリセットライブラリーを見てみると、このプラグインはベースのエフェクトを作成するよりもはるかに多くのことができることがわかります。

莫大で幅広いプリセットライブラリを見てみると、このプラグインが大いに役立つことがわかります。

各プリセットには8つのカスタマイズ可能なマクロコントロールがあり、各プリセットの音を劇的に変更することができます。この機能ではまだ足りないという方は、3つのオシレーターまたはフィルターとエンベロープのいずれかを変更してサウンドをさらに整えることができます。カスタマイズの余地が非常に大きいので、プラグインのほとんどすべてのサウンドを微調整して、好みに合わせてさまざまなジャンルの作品を扱うことができます。

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Massiveはギンギンしたベースラインに力を発揮しますが、美しい音風景やより柔らかいパッセージのパッドも豊富に用意されており、市販されている最も汎用性の高いVSTの1つになっています。

NI Massive: 149ドル(米)

Serum(Xfer Records社)

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Serumは、フルユーザ編集機能付きウェーブテーブルを備えた2つのオシレータ付きウェーブテーブルシンセサイザです。 このシンセを他になく特別にしている理由は、録音されたオーディオやサンプル音源をインポートする機能が付いているからです。つまり無限で多様な可能性を実現させたのです。

このシンセを他になく特別にしている理由は、録音されたオーディオやサンプル音源をインポートする機能が付いているからです。つまり無限で多様な可能性を実現させたのです。

また、SerumにはRemap Mode(リマップモード)があり、独自のウェーブテーブルを描き、プリセットや独自にインポートされたオーディオをカスタマイズすることができます。

エフェクトラックには10種類のモジュールも含まれており、このシンセはほとんどの以前紹介した
シンセVSTよりもさらに便利です。

Xfer Records Serum: 189ドル(米)

Decapitator(Soundtoys社)


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サチュレーション効果のプラグインについて言えば、Decapitatorは数多くのトップリストに常に登場します。

Decapitatorでは、5種類のアナログ・サチュレーションモデルを駆使して、微妙な、極端な、またはその間の中間のハードウェアモデルのサチュレーションを作ることができます。

Decapitatorでは、5種類のアナログ・サチュレーションモデルを使用して、微妙、極端、またはその間の中間の名機をモデルにしたサチュレーションを作成することができます。

Decapitatorのトーンコントロールを使用すると、自分の好みのサウンドを整えることができ、ミックスコントロールにより、ルーティングやサブミックスを使わずにドライシグナルをブレンドできます。

このVSTの柔軟性は、楽器に関係なく、ミックス内のすべての楽器に「性格」を追加するのに最適です。

Soundtoys Decapitator: 199ドル(米)

Toraverb(D16 Group社)

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D16グループのエンジニアがToraverbの作成に着手したとき、エンジニア達は他と違ったリバーブVSTを作りたがっていました。
「コンセプト・アルゴリズム・リバーブ」として市販されているToraverbは、独自のリバーブを作成するための簡単で使い易いパラメータを備えています。つまりオーソドックスな部屋やホールなどのリバーブ以外の新しいものです。

Toraverbには2つの独立したシングルバンドパラメトリック・イコライザーがあり、1つは初期反射EQ、もう1つは後期残響EQです。これはユーザーのフルコントロールを可能にする機能です。

Toraverbは、パッド、シンセ、ギターなどに使用すると美しい音色になりますが、リズムパターンにも深みを与えます。

Toraverbのサウンドシェイプはとても柔軟で高品質なので、トラック内のどの要素でも便利です。パッド、シンセ、ギターなどに使用すると素敵に聴こえますが、さらにリズムパターンに深みも与えます。

D16 Group Toraverb: 39ドル(米)

CamelCrusher(Camel Audio社)

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CamelCrusherは、2つの異なるディストーショントーン(別々に使用することも一緒にブレンドすることも可能)、①絹のような滑らかなローパスフィルターと、②ユーザーフレンドリーなコンプレッサーを備えた無料のVST(!)です。 これら2つの機能があらゆる状況でCamelCrusherを「使うべきVST」させ、あらゆるプロジェクトでディストーションを加えるのに最適なツールになります。

CamelCrusherはトラックのあらゆる要素を強調しますが、本当に輝く場所はあらゆる種類のドラムです。 悪名高い「Phat Mode」は、最も歪んだベースラインでもキックが確実にカットされるようにします。

CamelCrusherはトラックのあらゆる要素を強調しますが、本当に輝く場所はあらゆる種類のドラムです。

残念ながら、CamelCrusherを作成したCamel Audio社はもう存在しませんが、CamelCrusherはまだ無料で利用できます。

Camel Audio’s Camel Crusher: 無料!

Movement(Output社)

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/09/Workhorse-VSTs-inpost-4.png

Movementは300以上のプリセットを備えており、サウンド、インストゥルメント、またはトラックを入力することができ、又の名を「エフェクトのスイスアーミーナイフ」と呼ばれています。

プラグインのその他の特長としては、アナログモデリングされたエフェクト、76つあるモジュレーションのつまみ、最先端のサイドチェーンモジュレーションがあり、単一の入力ソースを使用して最大38つのパラメーターをモジュレーションすることができます。

Movementは300以上のプリセットを備えており、サウンド、インストゥルメント、またはトラックを入力することができます。

MovementのXYマクロパッドを使ってリアルタイムでサウンドを調整することもできます。これにより、最大152個のパラメーターを同時にコントロールすることができます。

これらの機能は、あらゆる楽器やトラックを完全に変換できるため、あらゆるプロデューサーにとって貴重なツールになります。

Output Movement: 149ドル(米)

MXXX(Melda Productions社)

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MXXXは高価ですが、その価値は…

シンプルでユーザーフレンドリーなインターフェースで、Melda Productionsのエフェクト(94個すべて!)を提供します。 エコー、リバーブ、ディレイ、ディストーション、コンプ、サチュレーション、フランジャー 、すべてを意味します。

このVSTには70以上のプロセッサーと500以上のアクティブなプリセットがあり、それぞれに独自のプロセッサーとコントロールがあり、新しいサウンドを完全にカスタマイズして作成することができます。

このVSTには70以上のプロセッサーと500以上のアクティブなプリセットがあり、それぞれ独自のプロセッサーとコントロールを備えています。

このVSTの特筆すべき機能は、自動ルーティングマトリクスです。FXプロセッサを挿入すると、VSTは入力と出力を最も可能性の高い場所に配置してルーティングを行います。 もちろんこれは完全に編集可能ですが、間違いなく素晴らしい機能です。

Melda Productionsの制作者は本当にユーザーを喜ばせるために、完全なパッケージとしてMXXXをまとめました。

Melda Productions MXXX: 1218ドル(米)

準備完了、次は…

市場で入手可能なVSTの圧倒的な選択により、どこから始めるべきかを知ることは難しいかもしれません。

自分のために多くをしてくれるVSTを選択することによって、払った価値、もしくはそれ以上の見返りを得ることができるでしょう。

プロデューサーとして異なる曲、楽器、そしてジャンルに適応できる小さくても仕事をしっかりやるプラグインを持つことは効果的な音楽制作のワークフローを確立するのに不可欠です。おまけとして、あなたのコンピューターのRAMもおそらく感謝することでしょう。

Takeshi Ideyama

@Takeshi Ideyama

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