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音楽理論

コードを学ぶ: 基本となる4つのコードの形とその演奏方法

コードを学ぶ: 基本となる4つのコードの形とその演奏方法

音楽理論の基礎は全ての音楽家にとって重要なもの!

しかし、実際には多くの人がその基礎を学ぶのに十分な時間と努力をかけられていません(だけどあなたは違う?良いですね)

基礎的な音楽理論の概念に対してたとえ少しの労力でもかけられるなら、それはあなたの作曲にあらゆる方面でプラスになるでしょう。

しかし、全ての音楽家が知るべき最も重要な音楽理論の概要とは何でしょう?

最も重要なスキルの一つとして、コード(和音)を構成することが挙げられます…コードの構成は、音楽を聴いて理解し作曲へと変えていく音楽理論におけるホチキスとなるのです。

たとえ既にコードの構成の方法を知っていたとしても、こうしたリマインドは自分のスキルを磨く上で役に立つでしょう。

この記事では、単純な音程のパターンを覚えることで、キーのルート音が何であっても使える4つの基本的なコードの形式について学びます。このチュートリアルと効果的に使うには、ご自身の楽器で一緒に演奏してみてください。

もし楽器が手元にないのならば、このピアノの画像を印刷して一緒に弾いてみましょう:

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_Keyboard.png

それでは始めましょうか?

音楽におけるコードとは?

コード(和音)とは、同時に演奏された2つ以上の音のハーモニーです。最も基本的なコードでは3つの音程を使います。和音はルート音(最初の音)から構成していきます。コードで使う他の音程は、そのコードの質感によって決まります。

コードはたくさんの音から構成することもできますが、その響きはおそらく実験音楽以外には使い道のない不協和音になるでしょう。

音楽を建物のように考えてみましょう。和音はその土台になるものです。

自分の音楽においてコードの働きをより深く理解するには、自分の楽曲を建物だと考えましょう。コードはその土台になるものです。

リスナーが常に楽曲で使われているコードを認識している訳ではありませんが、コードはメロディーを支える輪郭や空間を形作ります。コードはギターから5重奏の管楽器までどの楽器でも演奏することができます。

コードの構成とコード進行は、一度基礎を理解してしまえば単純なものです。しかし、コードを構成するには、最初にコードの度数を知る必要があります…

音楽における度数とは?

度数とは、音楽で聴いている音と音の結びつきのことです。コードとは単純に度数の組み合わせで変わるのです。

コードの度数がわずかに変わっただけでもその結果は大きく変わることがすぐにわかるでしょう。

コードにおける度数を理解するには、特定の数のセミトーンを入力する必要があります。セミトーンとは、ある音からその上の音までの距離になります。

コードはメロディーを支える輪郭と空間を提供するのです。

ギターでは、セミトーンは1フレットとして表記されます。ピアノでは、全音と半音はこのようになります:

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/Diminished-3.png

さて、全音と半音の違いがわかったら、次はいくつかの和音を構成してみましょう。

コードの形式: 4つの基本コードを作るには

これら4つの基本コードのタイプや響きは、3つの音から構成されています。

最初はわかりやすくするために、Cのキーでコードを構成する方法を紹介しますーしかし、一度Cのキーでコードの構成を理解したら、完全にコードの構成を理解する為にも、他のキーでコードを構成した方が良いでしょう。

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_Keyboard.png

覚えておいて欲しいことは、より複雑な素材に移る前に、基本をマスターすることが重要であり、基本のコードに新たな度数を追加して、複雑なコードに変形させるようなことは早急です。


4つの基本コードの種類とは:

メジャーコード

メジャーコードは、完全で解決されて完結するサウンドです。トム・ペティーの楽曲は”フリー・フォーリン”から”ハッピーバースデー”に到るまで全てメジャーコードのシンプルなコード進行からできています。

メジャーコードは、ルート音に長3度と完全5度の度数を足すことで作られています。ところで、このルート音とは、コードで一番基になる音程(この例ではC)のことです。
長3度の度数は、ルート音から4セミトーン分高くした音程になります。Cがルートなので、長3度はEのノートになります。

3番目の音、完全5度とはルート音から7セミトーン分高くなった音です。この例では、CとGの距離を示します。これらを全て置くことで、Cメジャーコードが出来上がります。

長3度=4セミトーン(CからEまで)

完全5度=7セミトーン(CからGまで)

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_C-Major.png

マイナーコード

良いお知らせです。もしこの点で全てを理解できたのなら、残りの基本コードをマスターするのは簡単でしょう。マイナーコードは、陽気さとは無縁のサウンドで、メジャーコードの特性を解決するものですが、違いはたった一つの音程だけです。

多くの人がマイナーコードを陰気で哀愁のあるものだと思っていますが、このコードは音楽に様々な種類の感情を持ち込むのによく使われています。

ここまでの全てを理解できたのならば、残りの基本コードをマスターするのは簡単でしょう。

マイナーコードは、ルート音に対して短3度(3セミトーン)と完全5度を加えることで構成されています。

短3度: 3セミトーン

完全5度: 7セミトーン

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_C-Minor.png

ディミニッシュコード

ディミニッシュコードは、音楽に緊張と不調和の響きを加えます。

ディミニッシュコードは、ルート音に対して短3度と減5度(訳注:3全音とも言う)を加えることで構成されています。減5度は6セミトーンからなります。

短3度: 3セミトーン

減5度: 6セミトーン

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_C-Diminished.png

オーギュメントコード

オーギュメントコードは、SF映画のサウンドトラックのように奇妙で落ち着かない響きです。

基本コードとは異なり、音楽でオーギュメントコードを聞くことはあまりありません。オーギュメントコードはちょうどメジャーコードのようにシンプルな構成ですが、5度の音程を上げています。

CメジャーコードではC,E,Gの音程を使い、CオーギュメントコードではC,E,G#の音程を使います。

長3度: 4セミトーン

増5度: 8セミトーン

https://blog.landr.com/wp-content/uploads/2017/12/How-To-Build-Chords_C-Augmented.png

一旦基本コードの構成方法が明確になったら、他のキーでもコードを構成してみましょう。

また、これはとても重要なことですが、コードを組む知識を適用するのは、自分の得意な楽器から始めましょう。もしあなたのメインとなる楽器が同時に1音しか出せないような場合は、そのノートをアルペジオで演奏してみましょう(和音の構成音を1音ずつ順番に演奏する)。

音楽理論の利点は、音程を出せる全ての楽器に適用できるところです。しかし、それが役に立つのは、自分のツールやワークフローに音楽理論をあてはめる時だけです。

コード進行

さて、コードとは何かわかったところで、そのコードを自分の音楽にどうやって使うかについて話しましょう。コード進行は、音楽の一部で2つ以上の和音が使われる場合の一連の流れです。音楽のスタイルによって、コード進行はシンプルであったり、繰り返しが多かったり、長かったり複雑だったりします。

もしあなたが和音を使って音楽を作ることに全くの初心者ならば、まずは12小節のブルースのコード進行からはじめてみるのが良いでしょう。

もしあなたが和音を使って音楽を作ることに全くの初心者ならば、まずは12小節のブルースのコード進行からはじめてみるのが良いでしょう。

Cメジャーの例に戻って、簡単な12小節のブルースのコード進行は、C, F, Gメジャーの和音により構成できます。和音ネーム毎に4拍(1小節)足していきましょう:

Cメジャーの12小節ブルース

C-C-C-C
F-F-C-C
G-F-C-C

覚えておいて欲しいのは、コード進行は長かったり複雑である必要はないということです。実際には、使えそうな2つの和音だけで曲を作れることが本物の作曲能力といえます。いくつかの単純なコード進行で実験をして、上手くできるかやってみましょう!

コードを使ってより良い曲を構築しよう

コードの組み方を学ぶのは、最初は大変なことに思えるかもしれませんが、楽器の演奏を学ぶ時のように、練習を経て簡単になっていきます。

コードを練習し、いくつかのキーでコードを作ってみましょう。そして次は音楽を聴いた時に、コードとその進行を聴いて、その中でどの音が中心になっているのか積極的に聴いてみましょう。

十分な作業をして、演奏方法を知り、基本コードの構成を理解することは、自分自身の作曲における2番目の特性となるでしょう。

Yoshitaka Koyasu

Koyasは、アーティスト/プロデューサー/レーベルオーナー/DJなど幅広い顔を持ち、Ableton認定トレーナーとして東京のAbletonユーザー・グループAbleton Meetup Tokyの原動力として活躍している。LANDRのコンテンツ・アダプター。

@Yoshitaka Koyasu

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